みなさんこんにちは!
ゆうです。
今回は「任意整理を初心者でもわかりやすくその後の生活の流れまで」解説していきます。
そもそも任意整理とは、将来的な利息をカットして支払額を大きく減額される手続きになっています。
主に、約3年~5年間で今後の返済計画について債権会社と和解を結び、その計画に元に返済を続けて借金を完済することです。
本記事ではこんな悩みを解決します。
借金を減額ってどういうこと?
利息をカットする仕組みは?
メリット・デメリットや今後の生活の変化を教えてほしい!
などなど…
結論から言ってしまえば、任意整理しても今まで通りの生活ができます。ですが、クレジットカードなどで口座登録している方は変更しなくてはいけないので注意が必要です。
それでは早速解説していきたいと思います~
どうぞ!
さっそく任意整理でわかったことを知りたい方は、こちらの記事も見てみてくださいね!
[体験談]任意整理の相談して「わかったこと8選」とは?体験談を詳しく解説!
参考[体験談]任意整理の相談して「わかったこと8選」とは?体験談を詳しく解説!
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任意整理とは?
任意整理とは、将来的な利息をカットし月々の支払い額を減額してくれる手続きになります。
例えば、月々50,000円の支払いをしていて生活がキツい場合任意整理することによって25,000円になるかも知れないということです。
主に債務整理には3つの手続きに分かれています。
・任意整理
・個人再生
・自己破産
そして、この3つの手続きの中で1番生活に影響が出にくいと言われるのが「任意整理」です。
では、任意整理のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
任意整理のメリット・デメリット
借金の減額ができるだけではなく家族や友人にもバレることなく手続きができることが大きな魅力の1つです。中には、ご自身が借金をしているのを隠したい人もいるのではないでしょうか?
ただし、メリットもあるということはデメリットもあることを忘れないで下さいね。
任意整理の6つメリットをまとめてみました。以下をどうぞ。
任意整理のメリット
借金の将来的な利息をカット
家族や友人にバレることなく任意整理できる
遅延損害金を免除
過払金が見つけられる
債権会社からの督促が止まる
財産が維持できる
大幅な減額が期待できる
任意整理の手続きをすることによって今の借金返済額を大きく下回る金額で返済していくことができます。
ちなみに僕自身も任意整理をしています。僕が借り入れしていた債権会社はこちらになります。
・レイクアルサ 50万円
・三菱UFJ銀行 ショッピング枠50万円
・SAISON ショッピング枠50万円 キャッシング50万円
・UCカード 20万円
その他にも信用金庫や奨学金などの借金があり総額300万円以上の多重債務者になります。
毎月の返済額は10万円以上…
生活はカツカツで本業以外にもバイトの掛け持ちをしていましたが、それでも経済的に厳しくやむ得ず任意整理をしました。任意整理後は10万円の支払い額から37,000円にまで減額に成功し、今では以前よりも裕福な生活ができています。
任意整理をすることで大幅な減額が期待できるので手続きしてみる価値は大いにありますよ。
参考任意整理の生活を解説!手続きしてよかった「4つの理由」(デメリット有)
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借金の将来的な利息をカット
任意整理をするといっても将来的な利息をカットすると説明されてもイマイチわからないと思います。簡単にいってしまえば、返済期間中の利息を免除できる。つまり「元金のみ」を支払っていくということです。
そう考えると、利息分の金額が大きく借金を返済しているのに全く減らないと気づく方もいるのではないでしょうか?
そもそも借金の原因を辿ると「利息」が大いに関係しています。借りた金額に利息が上乗せされ、毎月の支払いをしていると半分以上が利息で支払われています。
繰り上げ返済をしない限り最速で借金を返すことが不可能です。長い月日を超えてようやく完済できるという形になります。
任意整理は利息をカットしてくれる手続きなので元金のみを支払います。最速で完済できる道筋が見えてくるでしょう。
家族や友人にバレることなく任意整理できる
結論から申し上げると、任意整理は他の個人再生や自己破産に比べて「会社や家族・友人にバレる確率は低い」です。
任意整理がバレるときは、任意整理後の費用を滞納した場合にバレることがあります。
任意整理後に会社にバレにくい理由
任意整理後にバレにくい理由は以下の3つになります。
・任意整理は裁判所を介さない
・官報によって知られることがない
・財産の差し押さえ等がない
任意整理は裁判所を介さない
任意整理は裁判所を介さずに借金問題を解決できる手段の一つです。
他の債務整理は(個人再生・自己破産など)裁判所で手続きが必要になるので会社や家族にバレる確率は任意整理よりも格段に上がります。
官報によって知られることがない
※官報とは、国が発行する新聞のようなもの。
自己破産や個人再生の手続きをするとあなた自身のお名前が官報に記載されてしまいます。
直接官報を買わない限り自己破産や個人再生をしても知られることはまずないかと思いますが、もし誰にも見つからずに借金問題を解決したいと思うのであれば、任意整理をオススメします。
財産の差し押さえ等がない
任意整理は一般的に利息をカットしてくれる手続きになります。それに対して、自己破産は借金を0にするメリットがあり、その間財産などの差し押さえ等がされてしまいます。
現段階で「家・車」など、あなたに財産があるなら自己破産ではなく任意整理をした方が生活に影響することは無いでしょう。
また、自己破産は全ての財産を失わなければならないわけではないので間違った情報なので注意してください。
関連記事:[債務整理]20代で自己破産しても影響が少ない3つの理由自己破産の流れも解説
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延滞損害金が免除される
延滞損害金とは支払日までに返済ができなかった罰として課せられるものです。延滞損害金は、法律上支払わなければならないものとなっていますが、任意整理をした場合は延滞金をカットすることができます。
ちなみに、延滞損害金と利息は全くの別物です
延滞損害金は通常の利息よりも高金利で支払いまでの延滞期間が長くなるほど多額になってきます。計算方法が利息と似ていることから「延滞利息」とも呼ばれています。本来の利息とは別なので注意して下さい。
過払い金が見つけられる
そもそも任意整理とは過払い金を見つける手段ではなく「借金を整理する」ことが目的です。
その段階の1つに過払い金があれば過払い金請求が行われます。過払い金はあくまでも過去に払い過ぎた利息を取り戻すことが目的で、すでに完済された借金について行うのが一般的です。
任意整理することで、信用情報機関に個人情報のデータベースが載ってしまいます。
債権会社からの督促が止まる
任意整理をすると債権会社からの電話やメールが即日で鳴り止みます。
僕の場合は
・クレジットカード滞納3ヶ月(1枚)
・レイクアルサ滞納3ヶ月
になります。
毎日3ヶ月間日曜日にもかかってくる始末でした。当然その間は、電話に出るのも苦で仕方なかったです。ある日をキッカケに任意整理を決意。
僕がお世話になっている「はたの法律事務所」では即日から督促を止めてくれましたので、ストレスを感じなくなりました。
※相談依頼確定後
財産が維持できる
債務整理の中でもデメリットが少なく生活に影響が出にくいと言われているのが任意整理です。
主に任意整理では財産を失わずに借金の利息をカットしてくれる手続きなので基本的に生活に影響は出にくいかと思われます。
個人再生も財産を失わずに借金問題解決できる可能性はありますが、裁判所を介して手続きをするのでとても大変です。
任意整理のデメリット
次に任意整理のデメリットついてご説明します。
任意整理のデメリットは以下の4つです。
・ブラックリストに載る
・収入がなければ手続きできない
・任意整理の手続きが困難な債権者がいる
・減額できない可能性がある
ブラックリストに載る
任意整理を手続きをすると信用情報に事故情報と登録され、いわゆるブラックリストに登録されることになります。
※もちろん、他の債務整理(個人再生・自己破産)もブラックリストに登録されます。
ブラックリストに登録されると完済完了から約5年間は「新規クレジットカード・新規ローン」などの借り入れができなくなるので注意しましょう。
もっとも、現段階で自転車操業を続けているなら早めに任意整理の手続きをしたほうが得策かと個人的には思っています。
ペイディやバンドルカードは任意整理をしていても多少の借り入れと分割払いもできるので今の暮らしにはとても満足しています。
ただ任意整理するということはブラックリストに登録されてしまうことを頭に入れておきましょう。
収入がなければ手続きできない
任意整理の手続きをする際に収入がなければ手続きできません。
僕自身が「はたの司法書士事務所」に電話をかけた後手続き用の紙が送付されます。
その時点で、月給・年収など個人情報を記入してまた書類を送り返して手続き終了です。
任意整理の手続きが困難な債権者がいる
借金を持つ方は皆さん任意整理や自己破産をすれば解決すると思いがちですが、応答に応じてくれない消費者金融がいるので注意しましょう。
減額できない可能性がある
債務額にもよりますが月々の返済分が今までよりも多くなるかも知れない可能性はあります。
もし、早期返済を目指すなら金額を多く返しても問題ないです。
しかし、早期返済を目的をしない場合は主に「生活が厳しい」との理由から任意整理をします。
僕自身も毎月10万円以上の返済をしていましたが任意整理後には27000円まで減額を成功させました。
任意整理後の生活の流れ
任意整理後の生活の流れは以下のようになっています。
・固定費を下げる
・外食を極力減らす
・節約生活
関連記事:任意整理の生活を解説!手続きしてよかった「4つの理由」
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固定費を下げる
固定費を下げることに関しては皆さんやっているかと思いますが、まだ下げてない方は携帯料金を真っ先に下げましょう。
例題
キャリアdocomo
平均25,000円×12ヶ月=30万円
キャリア ワイモバイル
平均5,000円×12ヶ月=6万円
docomoを利用しているのと比べワイモバイルの格安SIMに切り替えることで、年間24万円も差額が生まれます。
浮いた金額を借金返済に繰り上げ返済すればより早く完済することでしょう。
まずは、携帯料金の見直しから始めその後は電気会社やガス会社などから安価なところに切り替えて行くようにしましょう。
クレジットカード以外の便利カード
任意整理後は「ブラックリスト」に記載されてしまう為、クレジットカードの新規発行から新規ローンの審査が通らなくなります。そうなると、クレジットカードで引き落としていたものは全て使えなくなってしまいます。
このように全て使えなくなる前に「バンドルカード」や「デポジットカード」などをうまく利用していきましょう。
僕の場合は「バンドルカード」使っています。
任意整理後は借金をする事ができませんが、バンドルカードなら急な出費に対応できる、ポチッと機能が付いているので最悪の場合は借り入れができるようになっています。
任意整理後のスマホは購入できる
任意整理後は通常スマホを購入することはできません。
今話題のiPhone13など高額なスマホは大概審査を通してから分割払いでスマホを購入します。
したがって、ブラックリストに記載されている方は審査に通しても絶対に通らないことです。
例外として、債務整理を行なって2年後にスマホ変えたよ!と情報が流れている時があります。しかし、購入できたのは債務整理後「一度も滞納しなかった」からです。
もし、スマホを新しいものに機種変更したい場合は債務整理後の支払いを滞ることがないように支払いを続けるか、もしくはご自身の家族にお名前を借りて購入するかの2択になります。
まとめ:借金で悩むなら相談することから始めよう
今回は任意整理を初心者でもわかりやすくその後の生活の流れまで解説しました。
今回の記事をまとめます。
ポイント
・完済後新たな借金が3年から5年間はできない
・大幅に利息をカットできる
・ブラックリストに載る
・固定費を下げて返済に当てる
・クレジットカードがなくても生活に支障は出ない
まずは、借金相談から始めてみましょう。今回ご紹介した以外の答えを借金問題を多く取り扱う法律のプロに話を聞き、その後対処する様に心がけていけばあなたの借金問題も解決しますよ。
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