
突然ですが、みなさんは「リボ払い」どのくらいの頻度で使っていますか?

1回だけ...
実は今月も...
いや、毎月…
ずっとリボ払い設定!
1回だけの方、まだ間に合います。
その1回だけで終わらせましょう。
今月も一括をリボ払いにしてしまった方、ちょっと危ないです。来月はやめましょう。
毎月リボ払いの方、むしろリボ払いしか使ってないかも、という方...今すぐ、返済計画を見直しましょう。
リボ払いの手数料、利息だけで「大損」してる可能性、大!です。


毎月のクレジットカード請求、返済しているのになかなか減らない!と困っていませんか?
人によっては数万円〜数十万円の支払いを続けている人もいるのではないでしょうか。
できることなら、クレジットカードの利用は続けながら、自力返済したいと考える方は多くいらっしゃいます。
債務整理は将来利息のカットや支払い回数の延長などメリットがある分「クレジットカードが使えなくなる」「ローンが組めない」「官報に名前が載ってしまう」などのデメリットもあります。
弁護士に相談するのもハードルが高くて気が引けますよね。
今回は、借金返済のコツと返済を阻む落とし穴について
”ざっくり”
”わかりやすく”
解説していこうと思います。
大前提として、
- リボ払いは便利!
- リボ払いにすると今なら◯◯◯ポイント!
- リボ払いで◯◯◯円キャッシュバック!
- リボ払いで毎月の支払いが一定額に!賢い家計術!
これらは全て「落とし穴」です。
誰もが“つい、うっかり”ハマってしまいます。
少しでも心当たりがある、という人はぜひ!読んでいただければと思います。
この記事を読むべき、おすすめの人は…
□毎月返済してるのに ”なぜか減らない”
□リボ払いにしてたら ”あっという間に”上限額いっぱいに…
□利息って言っても、”大した金額じゃない”でしょ
□借金返済してるけどなかなかうまく進まない。”コツとかある?”
これを読めば、完済も近づくはず!
それでは早速、見ていきましょう。
今すぐ「リボ払い」は止めよう!
リボ払いとの決別が返済へ近道と言っても過言ではない
皆さんが利用しているリボ払いには、2つの種類があることをご存知ですか?
- 残高スライド方式
- 定額方式
この2つの支払い方法があります。
クレジットカードの利用額にかかわらず、あらかじめ設定された一定の金額を毎月返済していくのはどちらも同じです。
では、何が違うのでしょうか。
ここではわかりやすく、図で解説します。
こちらをご覧ください↓
こちらは残高スライド方式です。
利用残高が一定の金額を超えると、毎月の支払金額も変動していく仕組みになっています。
例だと、10万円がボーダーラインになっていますね。
利用総額が10万円を下回ると毎月の支払金額が下がるので、完済のスピードが緩やかです。
2枚目は定額方式です。
こちらはあらかじめ、毎月の支払金額を自分で設定します。
カード会社によっては1,000円〜、3,000円〜、と少額の場合もありますが、基本的には5,000円以上のところが多いようです。
1枚目の残高スライド方式と違って、利用金額に関わらず、毎月一定の支払金額を返済していきます。
例では20,000円に設定。
同じ利用金額で比べると、定額方式の方が返済スピードが早いことがわかります。
ただし、それぞれに手数料がかかります。一般的には年利15%。
※カード会社によって、手数料を含めた一定額を支払う方法を採用しているところもあります。
詳しくは利用しているカード会社の利用方法をご確認ください。
どちらの方式も手数料が取られること、また、残高が0ーゼローになるまで続くという点は共通しています。
一括払いと違って、過去に利用した買い物の請求が「いつ終わるか分からない」ということです。


例えば、30万円をリボ払いにすると…?
〜利息、手数料で取られる金額は思っている以上に大きい
もう少し詳しくしてみます。
例えば、カードの利用上限が30万あって、満額利用した場合に、
完済するまでにどれくらいの日数とリボ払い手数料がかかるのでしょうか。
3ヶ月?
半年?
1年くらい?
こちらをご覧ください↓
30万円の支払いを全てリボ払いにした場合、支払いを終えるのが30ヶ月後になります。
つまり、今日から支払いを開始すると完済は2年半後です。
今日から2年半、クレジット利用をしない!…なんて難しいですよね。
各支払いごとの手数料もご覧ください↓
なんと、2年半で5万円以上の手数料を支払うことになります!


いかがでしょうか。
思っている以上に、手数料も日数も、多くて長いと思いませんか?
逆を考えてみてください。
この◯万円が手元にあったら…
この◯ヶ月間◯万円貯金していたら…
クレジットカードの利用枠は将来へのツケです。
必ず払わなくてはいけない、ツケ。
このツケがなければ、自由に使えるお金が確実に増えます。
毎月いくら払ってる?ー利息を制するものが返済を制すー
リボ払いとは別に、”分割払い”もありますね。
こちらを利用している方も結構多いのではないでしょうか。
そして、カードローン。
キャッシングを利用している方も…きっと多いはず。

リボ払いと違って、支払い回数が決まってるから大丈夫…なんて思っていませんか?
キャッシングもカードローンも分割払いも「利息」という手数料がかかるのはリボ払いと変わりません。
また、1万円2万円と少額からだんだんと増えてしまいがちなのがキャッシングです。
カード1枚で数十万〜数百万円が簡単に借りられてしまうと、自分のお金が増えたような錯覚を覚えてしまいますね。
けれど、これも将来へのツケ。
長くなればなるほど、「利息」が重くのしかかってきます。
カードの履歴や請求内容、一円単位の詳細な金額を毎月チェックしているという方は少ないと思います。
ぜひ一度、ご自分のカード履歴や請求残高をチェックしてみてください!
分割払いにも利息がかかります!〜利息を計算してみよう
リボ払いだけでなく、分割払いにも当然「手数料」がかかります。
各カード会社で細やかな違いはありますが、概ね12.00%〜15.00%となっています。
分割回数が15回以上になると、大きく手数料が増える仕組みです。
例として、利用者が多く知名度もある楽天カードの手数料をご覧ください↓


利息の落とし穴に、ハマった末路〜100万円の返済にかかる利息、すぐ言える?

払っても払っても減ってない気がする、という方は利息の落とし穴にハマっている可能性があります。
分割払いなら支払い回数が決まってるからリボ払いより計画的に早く返せそう!と考えている方も少なくありません。
例として、100万円を分割払いにした場合のシミュレーション結果をご覧ください↓
いかがでしょうか。
手数料の額、びっくりしませんか?

借金完済のコツはざっくり3つ!
さて、ここまで読んでみていかがでしたか?
少しでもリボ払いや利息について考えていただけていたら幸いです。
これから完済に向けて返済を始めよう、と思い立ったら吉日。
これを読んでくださった皆さんにだけ、借金返済のコツをお伝えします。
結論→→→
- リボ払いを止める!
- 返済は利息、手数料の大きいところから!
- 繰上げ返済をする!
それだけか…なんて思わず、聞いてください。
たった3つのコツですが、今までクレジットカードに依存してきた方ほど難しいことなんです。
よく考えてみてください。

今日まで、何を買うのもクレジットカード使っていたこと…
限度額いっぱいまで、クレジットカードを使っていませんか…?
数万円返済しては、また数万円使う生活を繰り返していませんか…?
返済でお給料は空っぽ。
現金がないから、またクレジットカードで支払い、なんてことしていませんか…?
明日から、全てできなくなります。
カード使用不可!
少しだけ、勇気が必要です。
少しだけ、我慢が必要です。
少しだけ、節約が必要です。
でも、この3つのコツを掴んで少しだけ頑張れば、完済は近づきます。
リボ払いを止める
言わずもがな、リボ払いや分割、キャッシングは止めましょう。
カードの種類、設定によっては自動的にリボ払いになってしまうものもあります。
カードの支払い設定をチェックして全て一括にする、もしくは、カードの利用を止めてしまうのもおすすめです。
返済は利息の大きいところから
利息やリボ払いの手数料については説明したとおり、返済日数が長くなるほど多く支払わなければいけません。
支払いは少なければ少ないほうがお得。
年利はカード会社や借入額によって変動します。
各カード会社からの借入額に大きな差がない場合は、年利の大きいところから返済をしていきましょう。
借入額の差が大きく、例えば10万円と80万円、100万円、などの場合は、利息の計算をしてみたほうがいいです。
こちらのサイトで無料シミュレーションができます。
繰上げ返済
ボーナスの一部や節約して浮いた分を返済に充てるのも早期完済のコツの一つです。

1万円でもいいですし、5000円でも、1000円でも構いません。
ほんの少しプラスして返済するクセを少しずつつけてみてください。
何回か繰り返していくうちに、徐々に返済スピードが上がっていくはずです。
自力返済が無理な時
借金返済のコツを3つ、ご紹介しました。
借入の総額が収入に対して3分の1、あるいは2分の1程度で、現在の返済を続けながらなんとか生活できる、という方は自力返済が可能だと思います。
では、借入の総額が年収の3分の1以上、あるいはもっと多く、年収と同等かそれ以上の方は自力返済は難しいかもしれません。
そこで、オススメしたいのが次の2つです。
- 借り替え
- 債務整理
自力返済が困難な場合の裏ワザです。
プロに相談することになるので、少しだけハードルが高く感じるかもしれませんが、返済困難で滞納するよりずっといいので、参考にしてみてください。
借り換えで返済先を減らすのも一つの手
まず、1つ目は「借り換え」です。
今、借入しているカードローンやキャッシングより金利の低いものを探して1本化する方法です。
メリット
- 借入先が減る
- 金利が下がるので将来利息が減る
デメリット
- 利息が0にはならない
- カード利用は引き続き可能なため、新たに借入が増える場合がある
最終手段、”債務整理”
2つ目は、「債務整理」です。
弁護士、もしくは司法書士に債務整理を依頼して、債権者と交渉をしてもらいます。
将来利息のカットや支払い回数の見直し、過払い金の確認もしてくれます。
メリット
- 将来利息がなくなる
- 支払い回数を調整してもらえる
(カード会社によっては規定がある場合もあります) - 過払い金がある場合、借入額が減る
デメリット
- 相談料や成功報酬など、お金がかかる
- 債務整理したカードは使えなくなる
- 債務整理から約5年は新規にカード発行ができない
- 新たなローンが組めない可能性がある
大きなメリットがある分、デメリットも大きいです。
ただ、借入額が大きかったり、すでに滞納をしている場合は間違いなくメリットが勝ちます。
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まとめ
今回は、借金返済のコツとしてリボ払いやカードローンの利息などをご紹介しました。
おさらいしますと、
借金返済のコツは…
- リボ払いを止める
カードを使い続けるうちは返済がずっと続きます。
- 返済は利息の大きいところから
利息は返済が長いほど増えていきます。
- 繰上げ返済
1000円でも返済に回すクセをつけましょう。
この3つ、です!
借金返済は地道な努力が必要です。
使いすぎた反動で、返済で生活が苦しい、とならないうちに完済してしまいたいですね。
お金の悩みは人には言いづらいかもしれません。
自分に合う返済方法がわからない、という方はシミュレーションを使って調べてみるといいと思います。
もっと詳しく聞きたい!という方は、一度専門家(弁護士や司法書士)に無料相談してみてください。依頼するまでは何度でも無料で相談できるところも多くあります。
当サイトでもいくつかおすすめの法律事務所を掲載しています。
よろしければ、ぜひ読んでみてくださいね。
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